アメリカ合衆国カリフォルニア州グレンデール市にあるフェイス・センター(Faith Center)の牧師兼教師。同センターは、1976年より24時間イエス・キリストの福音をテレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて放送しているミニストリーである。
2005年、フェイス・センターの正牧師として就任。同ミニストリーで30年間牧し、ユニバーシティ・ネットワークの創始者でもある夫の故ジーン・スコット博士の按手を受け、その任を引き継いだ。
メリッサ・スコット牧師は、25か国語を習得したマルチリンガル。個人コレクションでは世界最大規模を誇る聖書写本の収集家でもある。言語の才と蔵書に恵まれ、神の御言葉の真意を正確に教える技量は他に類を見ない。その特有な説教形式は、深淵な聖書の概念に留まるだけではなく、聞く者が実際に教えを身に付け、神の御言葉を日々の生活に適用できうるよう導いていく。
このため、スコット牧師は往々にして「牧師の中の牧師」と見なされ、彼女の多様な説教を聖書研究の補助として役立てている牧師は世界に数多くまたがる。
2017年、博士号を取得。古典音楽理論の研究にも従事。教育プログラム、図書館、刑務所などの施設とも協力し、活動に努めている。気に入りの著者はアーネスト・ヘミングウェイおよびビクトル・ユーゴー。毎週日曜、カリフォルニア州グレンデール市フェイス・センターにて説教を行っている。